さらに3社をコストで、つきはなせるか?楽天新プランRakuten UN-LIMIT VI
ドコモ、au、ソフトバンクの3社が3月から2480円、2980円のプランを出したが、ここに来て楽天モバイルも新プランを発表。2021年4月からの提供を予定している。
なんと、月額0円からスタートできるプランで、最上限は今まで通り2,980円(税込:3278円)で使い放題。利用するデータ通信量により段階的に値段があがる方式のプランとなっています。
そのプランを詳しくご紹介します。
→楽天モバイル、端末セットOPPO Reno3通信量1G未満なら、なんと0円
今回登場したプランRakuten UN-LIMIT VIは、0-1GB,1~3GB,3GB~20GB,20GB以上の4段階のプラン。
0G~1Gまでは、なんと0円(オプションや端末代金は別)。その後も段階的に、980円、1980円と利用している通信量に応じて値段が上がり、最大で2980円(税抜)となる。
他社は、20G固定プランだったが、Rakuten UN-LIMIT VIの登場は、使い方によって勝手に値段が変動してくれるという特徴を出してきた。
このプランの最大のメリットは、使わなければ基本料金がかからない、利用料によって支払う値段がかわるということだ。
楽天モバイルの最大の弱点は、電波が届かない場所が多いということだが、使わなければ使わないで、基本料もかからないということになる。
基本料がかからなければ、解約する必要もなく、ユーザーの流出を防げるメリットがある。
4社のプラン比較表を更新2020年2月版
docomo | SoftBank | au | Rakuten Mobile | |
プラン名 | ahamo(アハモ) | SoftBank On Line | povo(ポヴォ) | Rakuten UN-LIMIT VI |
月料金 | 2,980円 | 2,980円 | 2,480円 | 0円~2,980円 |
通信容量/月 | 20G | 20G | 20G | 0~無制限 / エリア外5G |
速度制限 | 1M | 1M | 1M | 1M |
標準通話 | 5分通話 | 5分通話 | 30秒/20円 | かけ放題 (専用アプリ利用) |
通話OP | かけ放題:1,000円 | かけ放題:1,000円 | 5分通話:500円 かけ放題:1,500円 | – |
通信回線 | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G | 4G/5G |
申し込み | オンラインのみ | オンラインのみ | オンラインのみ | オンライン & 店舗 |
無料海外 ローミング | 20G/月 | – | – | 2G/月 |
特徴 | Lineモバイルを吸収 Lineでも手続きOK Lineのデータ利用は、 カウントされない。 | シンガポールの会社と協業 データが、 200円で24時間使い放題 | エリア拡大が課題 ※楽天エリア外でも 1M制限で、 パートナー回線利用可能 |
はやり、比較表を確認しても、圧倒的にプランでは楽天に理がある。
コスパだけで考ええれば、楽天エリア内の人は、楽天モバイル一択といってもいいでしょう。
エリアが不安という人も、使わなければ基本料金がかからないのであれば、契約してみて自分がよく使う場所で電波状況が良ければ乗り換え。微妙であれば2台目で検討してもいいと思います。
→楽天モバイル、端末セットOPPO Reno3楽天一本化は、はやり厳しいか
他社の追随を受けて、今回新プランをだしてきた楽天モバイル、コストパフォーマンスは、業界トップを維持。
段階制の料金プラン導入により、ユーザー層のターゲットを大きく広げた。
さらに、他3社がオンライン申込み専用に切り替えたが、楽天モバイルは実店舗での契約が可能で、高齢者などのオンラインが苦手なユーザーも取り込むことが可能。
しかし、その提供エリアの狭さに関してはメイン回線として利用するユーザーには厳しいが、2台目としての運用には最適だ。
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