人気のフリマアプリ「メルカリ」。メルカリの商品発送に便利なメルカリポストと梱包資材の販売をドコモショップで運用開始します。
2021年12月末までに、1,000店舗での設置を目指すと発表しました。
d払いや、dポイント、高齢者向けの「メルカリ教室」などで連携を行っている両社が、実店舗を使い、さらに連携強化。
特に、メルカリ販売者にとっては梱包資材の販売なども行われるため利便性が向上します。
メルカリポストってなに?梱包資材は?
メルカリポストとは、メルカリで販売した商品を発送できる無人投函ボックスで、QRコードを読み込むと、発送伝票が発行され、伝票を商品に貼り付けてメルカリポストへ投函することで発送が完了するサービス。
さらに、メルカリオリジナルの梱包資材などをドコモショップで販売することで、発送者の利便性がさらに向上する。
利便性の向上により、取引数アップを狙うメルカリと、メルカリポストの設置と梱包材の販売でドコモショップの売上アップを狙うドコモの戦略が一致したものと思われます。
加速するオンライン化で、実店舗の生き残り戦略
ドコモが他社連携を強化するには、急速なオンライン化に伴うドコモショップ実店舗の継続保護の戦略が見えます。
オンライン受付専用の新プラン「ahamo」や、新型コロナの影響でオンラインサービスでの受付など、オンライン化に力を入れているドコモだが、問題点が1つ浮上してきます。
オンライン化が加速すると、既存ドコモショップへの来店数・手数料・販売売上などが減っていき、その経営を圧迫する。
全国のドコモショップは、ほとんどの店舗を代理店が運営しており、2次代理店ともなれば、経営基盤は地域の中小企業となっている店舗も多く、経営に大きなダメージとなる。
オンライン化が進んだとしても、ドコモショップが減少することは、ドコモとしてもダメージを受ける。
ドコモショップが担うのは、スマホの販売や他社からの乗り入れだけでなく、スマホ実機のショーケース、オンライン化に対応できない客層のフォローの部分も強い。
今回のメルカリポスト設置は、既存のドコモショップに対して少しでも売上の向上と、来客の上昇、dポイント,d払いとの連携もあって、他社からの乗り入れも視野に入っていることでしょう。
まとめ、メルカリ使うならドコモが圧倒的有利
ahamo発表で料金は格安sim並に低下。
ここからは、ポイント戦略や他社サービスとの連携強化が携帯キャリアの差別化となってくるが、メルカリを利用する人は、ドコモがポイントサービスにおいて圧倒的にお得。
d払いの利用や、ドコモのクレジットカード、dカードでの支払いなどで通常時最大3%、過去のキャンペーンでは最大20%のポイント還元が行われたこともあります。
メルカリを通常から利用する人は、キャリアごとドコモに乗り換えてしまうのも一つの手段。
dポイント、d払いは、利用可能店舗が、実店舗・オンライン店舗ともに順調に伸びており、利便性がどんどん向上しています。
気になる方は、要チェックですね!
今後の携帯ショップの動向予想については以下の記事で読めます。
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