Power Shot G9X mark IIがおすすめ!
Youtube投稿や、動画撮影をやってみたい!でも機材が… という方に、国内人気メーカーのCanonが発売しているコンパクトデジタルカメラから、最もオススメの機種を選びました。
さきに、選ばれた機種をご紹介しましょう。
なぜ、この機種になったのかは、機種の選定基準を以下に設定して、2020年1月現在、Canon公式サイトに商品紹介のあるコンデジの中から選定しました。
- 最安価格で5万円(税込)を下回っていた商品
価格が高ければ、より高性能なカメラが手に入るのですが、これから動画投稿を始めようという方には、初期コストは、なるべく抑えたいですよね。 - 動画撮影のため、フルHD(1980×1080)/60fpsが最低条件
この条件がないと、動画の質が落ちてしまい見ている人にも違和感が発生する場合があります。 - 持ちやすさ、手軽さのために大きすぎないこと
手軽=使う頻度の向上に繋がります、動画の撮影だけでなく普段使いができれば、購入したパフォーマンスが向上するというもの - 接写がある程度できること
小さいものを移したり、アップしたりするときに接写はあるていど必要になってきます。
この選定基準でなぜ、Power Shot G9X mark IIがおすすめなのかをご紹介します。
なぜPower Shot G9X mark IIがおすすめなのか
Canonのコンデジには、Powershot G シリーズ(高画質)、Powershot(光学ズームが高倍率)、Ixy(コンパクト)のシリーズでリリースされています。
センサーが凄い
当然、画質を優先すると、Gシリーズが筆頭に出てくるのですが価格が高い!最上位クラスのG1になると10万円を超えます。Gシリーズとその他のシリーズの最大の違いは、センサーです。
デジタルカメラの画質に関しては、ほぼセンサーで決まると言っても間違いなく、Gシリーズは、1.0型高感度CMOS、という大型センサーを搭載しており、暗いところでも明るくとれます。
ご紹介しているPower Shot G9X mark IIは、Gシリーズの中でもエントリーモデルになっていますが、当然1.0型高感度CMOSセンサーが搭載されています。
性能の割にコンパクトで軽量
他のシリーズと比べると、本体(バッテリー含む)が約206gと、すごく軽いです。
また、外形寸法も小さく持ち運びに適しており、屋外でも屋内でも気軽に持ち運びができることが最大のメリットです。
また、レンズが大きかったり、重量が重い場合には、動画撮影で固定する三脚などにもコストを割く必要があります。
接写・ズームは他シリーズより弱い
カメラのレンズにどれだけ近づいて撮影できるかが、最短焦点距離になり、この数値が短ければ短いほどレンズに近づいて撮影することができます。
Power Shot G9X mark IIにおいては、最短5cm~ となっており、他シリーズの機種には劣りますが、通常の撮影であれば、5cmもあれば十分です。
また、ズームについても光学3倍までとなっていますが、動画撮影という利用シーンを考えればズームはそこまで必要ありません。
基準を満たした機種を比較してみよう
上で紹介したとおり、数あるCanonのコンパクトデジタルカメラから、選定基準を突破したモデルを抜粋して比較します。
動画撮影を前提に比較するため、比較するスペックの箇所は絞ってあります。
型番 | PowerShot SX740HS | PowerShot SX720HS | PowerShot SX70 HS | Power Shot G9X mark II |
光学ズーム | 40倍 | 40倍 | 65倍 | 3倍 |
有効画素 | 約2030万 | 約2030万 | 約2030万 | 約2010万 |
動画 | 4K(30fps) フルHD(60fps/30fps) | フルHD(60fps/30fps) | 4K(30fps) フルHD(60fps/30fps) | フルHD(60fps) |
手ブレ補正 | マルチシーンIS | マルチシーンIS | 5.0段 | 3.5段 |
接写 | 1cm ~ 50cm | 1~50cm | 0cm~50cm | 5cm ~ 50cm |
重量 | 約299g | 約270g | 約610g | 約206g |
大きさ(幅・高さ・奥行き) | 110.1 × 63.8 × 39.9mm | 109.7 × 63.8 × 35.7mm | 127.1 × 90.9 × 116.6mm | 98.0×57.9×31.3mm |
ISO | 100 – 3200 | 100 – 3200 | 100 – 3200 | 125~12800 |
実勢価格 | 49,000円前後 | 32,000円前後 | 66,000円前後 | 58,000円前後 |
センサー | 1/2.3型CMOS(裏面反射型) | 1/2.3型CMOS(裏面反射型) | 1/2.3型CMOS(裏面反射型) | 1.0型高感度CMOS |
簡単に項目ごとの比較と、Power Shot G9X mark II を選んだ理由をお伝えします。
ズーム性能においては、高倍率ズームをうたっているPowerShotシリーズが上をいきますが、動画撮影において、光学ズームをそこまで使うことは風景撮影以外は、ほぼないです。
有効画素数は、2000万画素を超えているので、もはやあまり比べる必要はなさそうです。
動画について、4K動画撮影については、4Kテレビやモニターの普及率を考えれば、現時点ではあまりいらないでしょう。フルHD撮影ができればOKです。
接写は、上でも述べたとおり、5cmでも十分です、もっとアップしたい場合は、デジタルズームで拡大してください。
重量・大きさは、Power Shot G9X mark IIが断トツです、軽い・コンパクト最強です。
実勢価格は、大手家電量販店などの販売価格を参考にしています。PowerShot SX70 HSが、5万円を超えていますが、最安値が5万円台だったため選定に含めています。
センサーとISO感度は、Gシリーズの特徴である、1.0型高感度CMOSセンサーが抜群の性能を発揮しており、屋内などの暗い場所での撮影にもピッタリです。
動画撮影の入門には、Power Shot G9X mark IIがオススメ
選定基準を満たした機種の比較を見て頂けたら一目瞭然ですね。
大型センサー、高画質、軽量・コンパクト、5万円程度の実勢価格
動画撮影のエントリーモデルとしては、圧倒的にPower Shot G9X mark IIがおすすめです。
価格の安さを追求するのであれば、色はブラックではなくシルバーを選ぶとより安く買える可能性があります。
コンデジとスマホを比べてどっちがいいの?という比較も多く見られますが、やはりカメラ撮影にはカメラ専用機の 持ちやすい=ブレにくい、レンズ大きい、操作しやすい という利点が勝ると思います。
もちろん、比較したPowerShotシリーズも、一長一短があり、65倍の光学ズームをできるトンデモスペックな機種があったり、3万円でフルHDが撮影できる機種があったりします。
写真撮影に特化する場合は、使用用途によって、うまく選定基準を作って、選んでいただければ、素晴らしいカメラに出会えると思います。
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